DataRobot、SBIホールディングスとのパートナーシップを拡大し日本国内におけるコミットメントを強化
DataRobot, Inc.(本社:マサチューセッツ州ボストン、CEO:Debanjan Saha、以下DataRobot)と、日本におけるインターネット金融サービスのパイオニアであるSBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:北尾 吉孝、以下SBIホールディングス、TYO:8473)は、本日パートナーシップをさらに拡大する計画を発表しました。
この度の計画は、SBIホールディングスによる多額の投資と、DataRobotのシングルテナントSaaSプラットフォームを複数の金融サービス分野に導入する拡張ライセンスの購入を通じて、AI・機械学習分野におけるパートナーシップを深めるものです。
2020年12月、SBIホールディングスはDataRobotと戦略的資本業務提携を行い、同社および子会社のSBIインベストメントが主導する「SBI 4+5ファンド」からDataRobotへ出資を行いました。SBIホールディングスは数年前からDataRobotの大切な顧客であり、当社の技術を活用して銀行や保険を中心に100以上のAIプロジェクトを立ち上げてきました。この先の可能性を信じ、SBIグループは今回の追加出資を機にDataRobot AI Platformの利用拡大と、より多くの革新的なソリューションをグローバル規模で適用することを目指します。
今回のパートナーシップ拡大により、SBIホールディングスはDataRobotとAIプラットフォームを活用するSBIグループ各社に対するサポートにおいて協業します。またDataRobotは、SBIグループ各社のAIプロジェクトに関する戦略、開発、実行、プラットフォームを利用・管理する様々なユーザーに対するAIトレーニングをサポートします。
■北尾 吉孝氏(SBIホールディングス株式会社 代表取締役会長兼社長) より
「投資家として、また長年の顧客として、我々はDataRobotのAIソリューションに直接触れてきたことでそのパワーを知り、理解しています。今回の追加出資により、AIの未来だけでなく、今日のグローバル経済において重要な産業のリーダーであるDataRobotへの信頼を強化していきたいと考えています」
■Debanjan Saha(DataRobot, Inc. CEO) より
「SBIグループは、当社の貴重な顧客でありパートナーです。これからAIの新時代を迎えるにあたり、AIの実現可能性についてグローバルなビジョンを共有しています。私たちは共に、AIがもたらす影響と、AIソリューションがあらゆる種類のビジネスにもたらす変革の価値を理解しています。私は、このパートナーシップの次の段階で我々が成し遂げるすべてのことを楽しみにしています」
■SBIホールディングス株式会社について
SBIグループは、オンライン証券・銀行・保険などの金融サービス事業を中心に、ベンチャー企業への投資を主とするアセットマネジメント事業、医薬品・健康食品および化粧品などの開発・販売や、新薬の研究開発を行うバイオ・ヘルスケア&メディカルインフォマティクス事業を3大事業として、飛躍的な成長を遂げてきました。
2023年3月期より、「金融サービス事業」「投資事業」「資産運用事業」「暗号資産事業」「非金融事業」の5事業へと変更し「金融を核に 金融を超える」を実現するべく、引き続き先進技術を活用した商品・サービスの改善や新たなビジネスの創出に向け注力していきます。
■DataRobotについて( https://www.datarobot.com/jp/ )
DataRobot はバリュー・ドリブン AI のリーディングカンパニーとして、当社のオープンな AI プラットフォームと、AI に関する深い専門知識、それに幅広いユースケースに対応してきた経験を組み合わせた独自の協調的なアプローチで、ビジネスの運営、成長、最適化をさらに進められるようサポートしています。
DataRobot AI Platform は、データ、アプリケーション、ビジネスプロセスに対する既存の投資を活かしながら、オンプレミスにもクラウド環境にもデプロイできる包括的な AI ライフサイクルプラットフォームです。DataRobot と当社のパートナーが抱える世界最高クラスの AI 専門家チームは、AI チーム(データサイエンティスト、ビジネス担当者、IT 担当者)と連携してきた 10 年間の経験を活かして、頻発する問題を解決し、プロジェクトを成功に導くベストプラクティスを開発して、価値の実現、収益の増加、およびコストの削減にかかる時間を短縮しています。DataRobot の顧客には、フォーチュン 50 企業の 40%、米国の上位 10 銀行のうち8 行、製薬会社上位 10 社のうち7 社、電気通信会社上位 10 社のうち 7 社、グローバルメーカー上位 10 社のうち 5 社が含まれています。